基礎知識

スプロケットとは?

【スプロケットとは?】

片ハブスプロケット

スプロケットとは、英語では”sprocket”と書きますが、チェーンに軸回転を伝達させたり、逆に軸回転をローラーチェーンに伝達させるために用いられる歯車のことです。別名では、チェーンホイール、くさり歯車、略してスプロケとも呼ばれます。

 

スプロケットは、日常的なところでは、オートバイや自転車などの2輪車の駆動伝達部品として使用されたり、また映画のフィルムの装置部品や、家電製品にも使用されている重要な部品です。また、自動車部品にもスプロケットは多数使用されており、私たちの生活に欠かすことのできない機構部品です。

 

主にバイクや自転車など、消費者自身の手で改造をすることができるのがスプロケットという部品の特徴でもあります。例えばバイクでは、エンジン側のフロントスプロケット(ドライブスプロケット)にエンジンからの回転運動が伝達され、チェーンを通して、ホイール側のリヤスプロケット(ドリブンスプロケット)へと回転運動が伝達されることで、後輪が高速回転するようになります。

 

 

【スプロケットの特徴】

このようにスプロケットは、非常に高い回転数でチェーンとかみ合う部品のため、非常に摩耗しやすい部品となります。そのため、強度がある程度必要な部品であり、耐摩耗性がある焼結金属や鉄系材料が材質として使用されるのが、スプロケットという部品の特徴です。

 

スプロケットが摩耗をしていくと、歯車の歯の部分が段々と摩耗をして、歯の形状が尖っていきます。また、歯の断面は楕円のような形状になり、ローラーチェーンとの摩擦力もどんどん大きくなってしまいます。そして体積が減少してしまった歯は、エンジンの回転運動の力に耐えきれなくなってしまい、歯が折れてしまう、チェーンが脱落してしまう、という危険な状態となってしまいます。そのためスプロケットは、定期的にメンテナンスが必要な機構部品となります。

 

 

 

【スプロケットの種類】

片ハブスプロケット

スプロケットには、主に3種類のスプロケットがあります。

 

 

A型:平板形状

 

B型:片側にボスがある

 

C型:両側にボスがある

 

 

ボスというのは、他の部品がチェーンに干渉しないように設けられた、スプロケット中心軸受けにある凸部のことです。

 

また、スプロケットの歯の数は”T”と表されることが多く、例えば50T であれば、スプロケットの歯が50個ある、という意味になります。

 

 

 

【スプロケットの加工方法】

当社では、焼結金属製のスプロケットの製作をメインに行っております。具体的な加工方法としては、旋盤加工、バリ取り、熱処理、仕上げ旋盤、下穴加工、タップ加工、といった全般的な加工を行っております。

 

焼結金属加工.comでは、スプロケットの加工に工夫を凝らすことで、加工時間の短縮を行っております。具体的には、焼結スプロケットの熱処理までを1次加工、熱処理以降を2次加工と分けるようにしています。こうすることで、硬度が低い状態でスプロケットの歯部分の加工を行い、硬度が高くなり加工しづらくなる熱処理以降

にので仕上げ加工のみを行うことで、加工時間の短縮を行っています。

 

当社では、A、B、C型、すべてのスプロケットの製作に対応しております。また、お客様のご要望に応じて特殊形状のスプロケットの加工にも対応しております。当社では、他の焼結金属加工メーカーとは異なり、卓越した工具再研磨技術を自社で保有しており、事業化をしております。この難削材加工のための工具再研磨技術と、当社で長年積み重ねてきた焼結金属加工のノウハウの相乗効果で、どこにもできない焼結金属スプロケットの製作を実現しております。

 

 

 

【焼結スプロケットの事例紹介】

 

続いて、実際に当社で製作した焼結スプロケットのご紹介です。

 

【事例①:スプロケット】

スプロケット

このスプロケットは 焼結金属(焼結合金・粉末冶金)加工のスプロケットで、旋盤加工、バリ取り、熱処理、仕上げ旋盤、下穴加工、タップ加工を行っています。

 

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【事例②:片ハブスプロケット】

片ハブスプロケット

この焼結金属加工(焼結合金加工・粉末冶金加工)製のスプロケットは、自動車・二輪業界向けの片ハブスプロケットです。
このスプロケットにはローラーチェーンが取り付けられて使用されます。機器・装置に取り付けられるスプロケットであるので、厳しい同軸度が要求されます。

 

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【事例③:片ハブスプロケット(鉄系焼結金属製)】

片ハブスプロケット

このスプロケットは、鉄系焼結金属で製作した片ハブ型スプロケットです。ハブの部分と本体の歯は歯形は同じですが、歯数、歯底径が異なる仕様となっています。スプロケットが取り付けられる、嵌め合い箇所の内径寸法は1,000分台の公差内にて加工を行っています。スプロケットはチェーンをかけて伝導部品として使われ、加工精度が悪いと振動や異音が発生してしまいます。平面度や平行度だけでなく、タップ加工や穴開け加工を行ったときの同芯度や真円度の精度が重要となります。

 

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【事例④:内部ヘリカル片ハブ スプロケット】

内部ヘリカル片ハブスプロケット

このスプロケットは片ハブ、かつ、内部がヘリカル構造をした焼結金属(焼結合金・粉末冶金)加工製のスプロケットです。
焼結スプロケットの内径の端面は一般的にはR形状が指定されますが、嵌め合いに使用される都合上、逃げを設け密接に嵌合できるような構造にしています。
また、スプロケット内径の面粗度はRa1.0が要求されており、非常に高い精度にて加工・製作を行っています。

 

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【焼結スプロケットのことなら、焼結金属加工.comまで!】

 

焼結金属加工.COMでは、複雑形状・異形状をした特注の焼結金属の穴あけ加工や溝加工などの2次加工、追加工を専用ラインを設計することで量産対応を行っています。

また、試作・開発段階の加工対応も行っており、試作・開発品や単品・小ロットが量産になった場合でも変わらない高品質で焼結金属の加工を行っています。 「試作・開発品や単品のときには精度が出ていたけれど、量産になったら同じ精度がでない」といった、トラブルが起こらないよう、量産性を考慮した加工を提案致します。

 

さらに当社では、焼結金属の加工事業の他に、工具の再研磨や特注の切削工具の製作・改造も行っております。1つの切削工具で4工程に対応できる特殊工具や特殊改造で長寿命化した切削工具を使って加工を行うことで、工程毎の工具の取り換えが不要になります。こういった特殊工具の開発・製作を内製化出来ているので、工程集約により生産リードタイムを大きく短縮させることが可能になります。

 

焼結金属加工のことでお困りの方は、焼結金属加工.comまで!

 

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