よくある質問

よくある質問

実際にお客様からいただく、焼結金属加工や軟磁性体加工に関する
ご質問と回答をご紹介しております。

  • 焼結金属加工.COMの発行している「設計 開発者のための 焼結金属 設計・加工 VA/VE技術ハンドブック」とは、設計者、開発技術者様向けに、焼結金属加工品の設計を行う際に必ず必要とされる技術情報、技術知識を纏めた業界の”教科書”です。
    焼結金属加工.COMを運営している宮本製作所(茨城県・日立市)は、焼結金属成形品の切削加工を専門に行っている会社です。技術ハンドブックには、宮本製作所が実際にこれまでお客様へ提案させていただいた、設計・開発段階からのコストダウンや、品質向上を実現するための具体的なVA・VE提案を実際の事例に沿った形でイラストと解説をつけた1冊の技術本です。

  • 焼結金属加工.COMは、量産に移る前の試作品の見積対応を行っています。
    試作品・単品では出ていた加工精度が、量産に移行してからは出ない、といったトラブルが起こらないように、量産性を加味した加工・製作を行っています。
    また、焼結金属加工.COMでは内製した特注の治具や工具にて加工を行うため、コストダウン・納期短縮が可能となる設計提案も行っていますので、その提案と併せて見積対応をさせていただくことも可能です。

  • 焼結金属加工.COMはで、自動車、二輪、トラック、バス向けを中心として、工作機械や建設機械、油圧機器、電子・半導体、電気機器、産業用ロボット、鉄道、輸送・搬送に使用される切削加工品を多数納入しています。
    また、焼結金属(焼結合金・粉末冶金)加工品以外でも、ダイカストや鋳物、鍛造、ブロック・ソリッドなどの旋盤加工品、マシニング加工品や複合加工品を取り扱っています。切削加工以外にも、特殊な曲げ加工によるウォーターパイプの製作も行っています。

  • 「焼結金属加工.COM」を運営する宮本製作所(茨城県・日立市)では、スプロケットやギア(歯車)の他にも、プーリーの加工も行っています。
    加工を行っているプーリーとしては、以下のものがあります。
    ● Vプーリー
    ● タイミングプーリー
    ● 平プーリー
    ● 段付きプーリー
    ● 丸ベルトプーリー
    ● ブッシングプーリー

    使用目的に合わせて、プーリーの特注加工にも対応しており、鋳物や鍛造品への機械加工(旋盤加工、マシニング加工など)も行っています。

  • 「焼結金属加工.COM」が加工・製作する、スプロケットの種類が代表的なもので以下があります。

    ① 平板形:
    ハブ(ボス)のないタイプのスプロケットで、低速・軽荷重用

    ② 片ハブ型(片ボス型):
    片方のみハブ(ボス)が付いており、主には駆動用に使用されるスプロケット
    高速回転に適しており、ハブ(ボス)が一体化したものと溶接構造になっているものがあります(焼結金属加工.COMでは、主に一体化したスプロケットを加工・製作)

    ③ 両ハブ型(両ボス型):
    スプロケットの両側にハブ(ボス)が取り付けられたもので、大型サイズのスプロケットで低速回転用途に使用されることが多い

    また、スプロケットの歯を1列(単列)ではなく、2列にしたものを2列型と呼びます。
    そして、スプロケット歯部の強度向上と耐摩耗寿命の向上が必要とされる場合などは、歯先を熱処理や焼入で硬化処理されたものが使用されます。

  • 焼結金属加工.COMでは、鉄系の焼結金属を中心に、銅系、アルミ系の焼結金属の切削加工を行っています。焼結金属は粉末状の金属や合金、金属化合物を融点よりも低い温度にて加熱・固まらせる成形方法にて成形されます。調合する金属や合金、金属化合物の配分によって、焼結金属のその成分が変わります。このように、粉末となった金属や合金の粉を扱うことから、焼結金属は別名で粉末冶金とも呼ばれます。

  • 量産品に対応するために専用のライン設計・製作を行い、量産生産に対応することができます。形状や材質にもよりますが、月に10万個の焼結金属製品の加工生産に対応することができます。特に自動車・二輪・トラックなどの部品や、産業用に使用される機器・装置類の焼結金属加工品の量産を得意としています。
    また、「試作品のときには精度が出ていたが、量産品になると精度が出ない」といったトラブル・品質不良が起こらないように、『量産性を考慮した試作品の製作』も行っています。

  • はい、焼結金属加工.comでは、焼結ギヤの研磨にも対応しております。当社で対応している研磨加工は、主に下記の3つの方法です。

    ・平面研磨
    ・円筒研磨
    ・ロータリー研磨

    当社ではこのほかにも、焼結ギヤの様々な加工に一貫対応しております。焼結金属加工.comを運営する株式会社宮本製作所では、旋盤加工からマシニングセンタによる穴開け加工、リーマ加工、面取り加工など、様々な焼結金属加工に対応しております。自動車業界への高精度な焼結ギヤ製造で培ったノウハウを活かして、産業機器、医療、介護、建設など、様々な業界のお客様にも高精度な焼結ギヤをご提供しております。

    高精度な焼結ギヤの製造をしたい方は、ぜひ焼結金属加工.comまでご連絡ください。

  • 焼結金属加工.comで製作している焼結ギヤは、主に下記のような業界で使用されています。

    ・自動車
    ・建設機械
    ・産業機器
    ・医療機器
    ・介護機器 など

    もちろんのことですが、業界によって求められる精度や仕様は異なります。当社では、お客様のご要望を細かくお伺いすることで、加工方法から製品仕様まで、様々なご提案をしております。

    焼結ギヤに関してお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結金属加工.comでは、ベアリング等の嵌めあい公差で必要としている公差の精度までの、高精度な焼結ギヤの製造に対応しております。

    当社で製造する焼結ギヤは、自動車業界や産業機器業界など、高精度かつ高効率なギヤが求められています。そして、こうした焼結ギヤが共に使用されるベアリングやモーターなど、これらの製品の精度に合わせた焼結ギヤが求められています。

    焼結金属加工.comでは、長年培った焼結金属加工のノウハウを元に、国内屈指の加工精度の焼結金属加工を、量産ラインで行うことができます。こうしたライン設計に関する知見も、量産での焼結ギヤをご希望される自動車業界の方々からも高評価をいただいている点です。

    高精度な焼結ギヤ製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結金属加工.comで注意している、焼結ギヤの平面研削加工におけるポイントは、主に下記の2点です。

    ・砥石の選定
    ・マグネット固定

    焼結金属は非常に加工が困難な材料として知られています。そのため、砥石の選定も非常に大切な要素となります。当社では、お客様の仕様にあわせて、砥石の選定からも対応いたします。例えば、お客様からコストをなるべく抑えて加工してほしいというご依頼をいただいた場合は、汎用的な砥石を用いての対応という形で精度も抑えた加工で対応しております。また、焼結ギヤの平面加工時はマグネットでの固定となります。そのため、至急いただいた焼結ギヤ自体の素材の歪みが大きい際は、仕上がり寸法に関しては別途協議をさせていただいております。

    当サイトでは焼結ギヤの事例も、非常に少数ながら掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

  • 焼結金属加工.comでは、焼結ギヤの表面粗さに関しては、約Ra0.8まで対応しております。一見すると焼結ギヤに見えないレベルでの高精度な焼結ギヤ製造は、当社の得意とするところです。

    当社では、旋盤やマシニングセンタによる粗加工を行った後に、量産ラインでそのまま仕上げ加工まで一気通貫で行います。この仕上げ加工として当社では様々な研磨加工を行っておりますが、この精度がRa0.8程度となります。

    最終的な仕上げ精度は、お客様の製品の使用される環境や仕様に左右されますので、そうした使用用途もヒアリングさせていただいた上で、どこまでの高精度な焼結ギヤの製造にするかを当社からもご提案しております。

    Ra0.8程度の高精度な焼結ギヤ製造をご希望される方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結ギヤの穴加工に関しては、基本的には熱処理前の穴加工による対応となります。

    というのも、焼結後の金属は非常に加工難易度が高く、工具摩耗も激しくなります。そのため、穴加工のような切削域も大きい場合は、可能な限り熱処理前に穴加工をした方が、部品製造の全体におけるリードタイムの短縮につながります。

    ただし、焼結工程を踏むと、金属の体積が変化してしまうため、熱処理前の穴径は焼結による収縮も考慮した設計をする必要があります。それでも穴径が求めた精度にならない場合もあるため、そうした高精度な焼結ギヤをお求めのお客様に対しては、当社では高精度な焼結金属への穴加工も行っております。

    焼結ギヤの製造でお困りの方は、試作段階からまずは焼結金属加工.comまでお問い合わせください。

  • 焼結金属加工.comでは、高強度素材ですとSMF5030までの焼結ギヤの製造に対応しております。

    実際にサイトに掲載している焼結ギヤの事例では、焼結金属(鉄系)という表記にとどめており、またこれ以外にも数百種類にも及ぶほどの焼結ギヤの製造を行っておりますが、当社では様々な焼結ギヤの製造実績がございます。混合物の配分が少し変化するだけでも、加工条件は大きく変わるのが焼結金属加工です。当社ではこうした難削材である焼結金属に関する知見を長年積み重ねてきました。そんな当社だからこそ、多種多様な材質や形状の焼結ギヤの製造に対応することができるのです。

    特殊な材質の焼結ギヤの製造でも、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結金属加工.comでは、サイズとしてはおおよそΦ20~150までの焼結ギヤの製造に対応しております。実際にサイトに掲載している加工事例としては、Φ40程度の焼結ギヤが多くなっておりますが、これ以外のサイズでも問題なく対応可能です。

    当社では、主に自動車や産業機器といった高精度かつ大きさもある程度ある製品向けの焼結ギヤの製造が多くなっております。そのため、当社が得意とする焼結ギヤも、手のひらサイズの焼結ギヤとなります。もちろん大型の焼結ギヤ製造の依頼もいただいておりますので、両手サイズの焼結ギヤでも問題なく対応しております。ただし、あまりにも小さい焼結ギヤになると、チャッキングなどの点から加工自体が困難となりますので、焼結工程以前での形状出しがポイントになります。

    焼結ギヤの製造にお困りの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • はい、焼結金属加工.comでは、焼結金属専門の連携期間を通じて、焼結ギヤの強度測定にも対応しております。

    当社では、連携機関を通じて焼結ギヤのマイクロピッカース測定に対応しております。ただし、基本的には素材メーカーでのロックウェル測定が、基本的な強度測定となります。

    焼結ギヤは、自動車や産業機器などの高精度かつ安全性も求められるような製品に多く使用される機械部品です。そのため、安全性も考慮した上で、強度測定のニーズも多くいただいております。ただし、お客様の業界や用途によっては、オーバースペックとなる場合もございますので、当社ではお客様の製品の使用用途をお伺いした上で、最適な強度になるような設計提案も行っております。

    焼結ギヤの製造でお悩みの方は、焼結金属加工.comまでまずはお問い合わせください。

  • 焼結金属加工.comでは、JGMA 4級 焼結ギアと同等の加工はできますが、品質保証まで必要となりますと、現在は実績がありません。お客様にて品質保証が実施可能な場合は、対応検討させていただきます。

    焼結金属加工.comでは、長年培った焼結金属加工のノウハウを元に、国内屈指の加工精度の焼結金属加工を、量産ラインで行うことができます。こうしたライン設計に関する知見も、量産での焼結ギヤをご希望される自動車業界の方々からも高評価をいただいている点です。

    高精度な焼結ギヤ製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • はい、焼結金属加工.comでは、穴径Φ3の焼結ギアの製作にも対応可能です。ただし穴径がΦ3程度になると、穴精度含めて、その他の仕様確認が必要となります。当社では、お客様のご要望もお伺いした上で、最適な焼結ギアの加工方法のご提案をすることができます。

    また当社では、長年培った焼結金属加工のノウハウを元に、国内屈指の加工精度の焼結金属加工を、量産ラインで行うことができます。もちろん量産前の試作加工にも対応しており、自動車業界や産業機器、介護機器、といった様々な業界の方々から、日々焼結ギアの試作に関するご相談もいただいております。

    高精度な焼結ギヤ製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • はい、焼結金属加工.comでは、焼結インターナルギアの製造にも対応可能です。主には平歯車(スパーギア)の製造を行っておりますが、スプロケットやインターナルギアに関しても多数のご相談をいただいております。

    当社では、長年培った焼結金属加工のノウハウを元に、国内屈指の加工精度の焼結金属加工を、量産ラインで行うことができます。もちろん量産前の試作加工にも対応しており、自動車業界や産業機器、介護機器、といった様々な業界の方々から、日々焼結ギアの試作に関するご相談もいただいております。

    焼結インターナルギア製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結金属加工.comでは、焼結金属の成形作業は行っておりません。そのため焼結カムの焼結までの対応依頼の場合は、申し訳ございませんが辞退させていただきます。

    焼結金属の成形は、専門メーカーにて行っており、その後の追加工を当社にて行っております。特に自動車業界や産業機器、介護機器、といった様々な業界の方々から、日々焼結ギアの試作に関するご相談をいただいております。

    焼結ギア製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • 焼結金属加工.comでは、焼結金属の切削加工作業が必要となる製品を取り扱っております。そのため、切削加工がない製品は、申し訳ございませんが辞退しております。

    焼結金属の板等は、カタログ販売されているメーカーさんがございます。また焼結金属の成形は、専門メーカーにて行っており、その後の追加工を当社にて行っております。特に自動車業界や産業機器、介護機器、といった様々な業界の方々から、日々焼結ギアの試作に関するご相談をいただいております。

    焼結ギア製造にお悩みの方は、まずは焼結金属加工.comまでご相談ください。

  • はい、焼結金属加工.comでは、通常の金属切削品を焼結金属に変更希望される際の提案にも対応しております。

    焼結材の指定がない場合は、現在の素材の種類と硬さ、用途等から最適な焼結材を選定いたします。焼結金属の硬さはHRCではなくHRAでの値が使われますので、換算値で判断します。HRCで40を超える場合、HRAで70を超えていきますので協議が必要です。

    また、成形には金型が必要であり、初期に高額費用が発生します。数量に影響しますので、十分なご検討をお願いします。

  • 一般的には、焼結ギアの強度はお客様のご指定を受けておりますが、高周波焼き入れや浸炭焼き入れなどの熱処理をした焼結ギアがほとんどです。また、一部のお客様からは焼結体の硬度測定に関してもご相談を受けておりますが、こちらは特殊な測定となりますので、別途お打合せが必要です。

  • 焼結ギヤは高精度な部位も強度を必要とするため、熱処理後の加工を必要とするケースがほとんどです。必要であれば、加工以外のバレル研磨や熱処理メーカーの協力工場もありますので、当社にご依頼いただきましたら、加工から熱処理までを一貫して対応することが可能です。

    焼結ギヤの製作事例も多数ございますので、お困りの方は焼結金属加工.comまでお問い合わせください。

  • 焼結金属加工.comで対応している量産品の多くは、素材支給品の加工です。そのため問題なく焼結ギヤの素材支給での加工に対応可能です。また海外製の素材を国内向けに加工するケースも実績がございます。当社に事前にご相談頂ければ、焼結ギヤの材質や素材密度などから最適な加工方法をご提案致します。焼結ギヤの量産にお困りの方は、まずは焼結金属加工.comまでお気軽にご相談ください。