軟磁性体・焼結金属加工の試作開発ならお任せください!
株式会社宮本製作所は、素材メーカーと製品メーカーをつなぐ架け橋として、効率的な素材選定や専門的な技術提案を通じ、最適な製品開発を支援しています。産学連携による最先端技術の活用や、多様な軟磁性焼結金属の試作開発実績をもとに、お客様のアイデアを具体化いたします。また、秘密保持契約(NDA)の徹底管理を行い、安心して技術相談や情報共有をしていただける体制を整えています。

圧粉磁心の試作開発の流れと開発支援サポート

アキシャルギャップモーターコアをはじめとした、圧粉磁心・軟磁性体加工の試作開発の際は、まずお客様から見積依頼時に①素材(成型品)に関する情報、そして②図面・仕様書・性能等の詳細情報、の2点を必ずご提供いただきます。
①素材情報については、大きく分けて下記の3つのパターンに分類されます。
1.お客様による素材支給の場合:
ご提供いただく素材・成形品をもとに、お見積りをご提出いたします。
2.お客様による指定材・指定性能がある場合:
当社が素材選定のサポートを行います。指定された性能や条件を満たす素材メーカーを選定し、見積書をご提出する際にご案内いたします。ご希望がございましたら、お客様と素材メーカー各社と直接おつなぎいたします。
3.お客様による素材指定がない場合:
当社が適切な素材選定を全面的にサポートします。試作品の仕様に最適な素材メーカーを選定した上で、見積書をご提出する際にご提案いたします。また素材だけでなく成形についてもご指定がない場合は、成形メーカーの選定までサポートいたします。
そして②の図面・仕様書・性能等の詳細情報に基づいて、当社より加工方法・治具設計・工具条件などを設定し、最適な切削加工の工程検討をいたします。
最後に、素材から切削加工まで、当社での対応範囲を考慮した上で見積書を作成・ご提出いたします。このように当社では、お客様がスムーズに試作開発を進められるように、様々なパターンでの開発支援に対応しております。
産学連携による研究開発
当社は産学連携にも積極的に取り組んでいます。大学や研究機関と協力することで、最先端技術を活用した新製品開発や、既存製品の改良を推進しています。これにより、お客様の多様なニーズに応える柔軟な対応が可能となっています。

試作開発の実績
これまでに多数の試作開発実績を有しており、初期段階から製品化までのプロセスを一貫してサポートしています。特に特殊な仕様や要件に対応した試作にも強みを持ち、お客様のアイデアを具体的な形にするお手伝いをしています。

NDA締結による情報保護
お客様の情報を厳重に保護するため、当社ではNDAの締結を徹底しています。これにより、安心して技術的な相談や情報共有を行っていただけます。

試作開発の流れ
お問い合わせ
焼結金属加工についてのお見積り依頼、技術・加工について、ご相談ください。ソリッドからの焼結金属への工法転換によるコストダウン、納期短縮案などの具体的な提案もさせて頂くことも可能です。

図面ご送付、詳細ヒアリング
図面をご送付頂き、詳細仕様のヒアリングをさせて頂きます。ヒアリングの際に、コストダウンするためのVE提案もあわせて実施させて頂きます。
軟磁性体については、素材の支給や調達からご相談ください。
万が一図面がない場合は、ポンチ絵や構想段階からご相談ください。

製作可否のご連絡、見積り回答
図面を確認の上、製作可否のご回答をさせて頂きます。製作が可能な場合、製作納期を含め、見積り回答をさせて頂きます。

お取引条件の確認、ご発注
お取引条件を確認の後、書面(メールまたはFAX )にてご発注を頂きます。書面確認後、材料手配、加工を致します。支給材の場合はお客様にて手配いただきます。

試作品の製作・評価
量産品の製作前に、試作品の製作をさせて頂きます。試作品を製作後、お客様にて評価をして頂き、フィードバック内容を反映して量産に移行します。また、試作品の場合であっても、量産性を考慮した設計・加工を行います。
開発品の場合は様々な角度から検査・品質評価について一緒に実施をさせていただきます。

量産品の製作・検査・出荷
試作品の評価・フィードバックを踏まえて量産品を製作します。焼結金属加工品の量産生産にあたっては、専用ラインを設計・製作し、量産となります。社内の検査機器にて検査を行った後、梱包を行い、お客様ご指定の場所へ出荷・納品を行います。
