量産を見据えた単品、
試作品の加工に対応
焼結金属加工.COMでは、複雑形状・異形状をした特注の焼結金属の穴あけ加工や溝加工などの2次加工、追加工を専用ラインを設計することで量産対応を行っています。
また、試作・開発段階の加工対応も行っており、試作・開発品や単品・小ロットが量産になった場合でも変わらない高品質で焼結金属の加工を行っています。 「試作・開発品や単品のときには精度が出ていたけれど、量産になったら同じ精度がでない」といった、トラブルが起こらないよう、量産性を考慮した加工を提案致します。
工法転換技術による
コストダウン提案
一般的な機械加工品・切削加工品はソリッドからの削り出しが適用されます。しかし、焼結金属に置き換えることで大幅なコストダウンを実現することができます。焼結金属で求める製品形状の成形を行うことで、切削する量と時間を大きく削減できます。例えば、プーリーやギア(歯車)など、ホブ盤やブローチ盤での歯切りに比べ、焼結金属からの切削加工であれば生産リードタイムの圧縮・コストダウンが可能です。また、焼結金属による成形を用いれば、ソリッドからの削り出しでは実現できなかった複雑形状部品の製作が可能になります。
多品種少量生産の
加工にも対応
焼結金属加工専用のライン設計を行い、量産にて加工対応を行っている機械加工会社では多品種少量生産の受け入れが難しい場合があります。
しかし、焼結金属加工.COMでは、生産状況にあわせて量産ラインと単品・小ロット対応のラインをフレキシブルに変更することができるため、多品種少量生産の加工に対応することが可能です。試作・開発品の加工から量産品の加工に移行した場合には、専用の量産ラインを設計し設けることによって、お客様の生産計画に合わせた加工対応を実施しています。
特殊工具の内製化、
工程集約によってリードタイムを短縮
焼結金属加工.COMを運営している宮本製作所では焼結金属の加工事業の他に、工具の再研磨や特注の切削工具の製作・改造も行っております。
1つの切削工具で4工程に対応できる特殊工具や特殊改造で長寿命化した切削工具を使って加工を行うことで、工程毎の工具の取り換えが不要になります。こういった特殊工具の開発・製作を内製化出来ているので、工程集約により生産リードタイムを大きく短縮させることが可能になります。
専用の生産ライン設計を行うことで
10万個/月の量産生産に対応
量産化された焼結金属加工を行う場合、専用のライン設計を行うことで、最大10万個/月の生産に対応することが可能です。また、量産の加工品であっても、単品・試作品と同等の加工精度を実現し、高品質な焼結金属の加工品をお客様へお届け致します。