ローター
- 製品
- ローター
- サイズ
- φ75×20
- 材質
- 焼結金属(鉄系)
- 成形方法
- 焼結金属(焼結合金・粉末冶金)
- 工程
- 旋盤加工、マシニング加工、両頭研磨、バフ研磨
- 業界
- 自動車・二輪
詳細説明
この自動車業界向けローターは鉄系の焼結金属(焼結合金・粉末冶金)にて成形したものを、旋盤加工、マシニング加工、研削加工した切削加工品です。
本ローターは、弊社製品の中でも幾何公差の縛りが非常に多く、加工の難しい製品の1つです。旋盤加工とマシニング加工後に端面を両頭研磨、バフ研磨を行うことで、ローターの表面粗さはRa1.6レベル、同軸度:φ0.01mm、真円度:0.007mm、平行度:0.02mm、平面度:0.01mm、直角度:φ0.02mm、角度交差は±0.5度、内径公差:±0.01mmの加工精度にて仕上げています。このローターは複雑形状・異形状をした焼結金属品であるため、同軸度、真円度、平面度、平行度、直角度の精度出しがシビアです。また、複数の穴あけ加工を行うので、穴あけの位置度の精度出しも高い技量が必要となります。また、仕上げ加工として、研磨は両端面2箇所を同時加工しています。同時加工を行うことで、ワンチャックにて研磨作業を行い、平面度、平行度、直角度等の精度向上をはかっています。