設計・製作のポイント

焼結金属への工法転換によるコストダウン①

お困りごと内容
歯車の加工に工数がかかる…
目的
コストダウン

Before

ギア(歯車)やスプロケットはソリッドからの削り出しを行い、ホブ盤やブローチ盤を使用して歯切りを行って製作していました。もしくは、鍛造加工による成形を行って製作していましたが、いずれの工法も工程が複雑かつ生産リードタイムが長くなりがちでした。また、多くの工数が必要なため、量産のスプロケット、ギア(歯車)の製作には向いていません。

After

量産のギア(歯車)やスプロケットは、焼結金属による成形、切削加工に工法転換することで大幅に生産コストを下げることができます。焼結金属は目的とする形状に近い形での成形が可能であるため、最小限の切削加工で高精度なスプロケットやギアを作り出すことができます。

POINT

ソリッドの切削加工や鍛造加工の工法展開として、焼結金属(焼結合金・粉末冶金)を活用しての切削加工はコストダウン方法として大きなインパクトを実現できます。また、焼結金属の成形品の切削加工は生産性が非常に高くなるため、大量の部品を適切なリードタイムにて生産することが可能となります。

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試作開発の流れ

量産前の試作・開発工程から、加工・検査方法について積極的にご提案させていただきます。

よくあるご質問

実際にお客様からいただく、焼結金属加工や軟磁性体加工に関するご質問と回答をご紹介しております。

保有設備

多品種少量生産にも対応可能な、焼結金属加工の試作から量産まで対応する当社の設備体制をご紹介いたします。